ル・シャレー 離された13人

Netflixで配信中のテレビシリーズ「ル・シャレー 離された13人」をネタバレなしで紹介しています。

ストーリーライン

人里離れた村で隠されてきた汚い過去が、二十年後に報いとなって現れる。3つの時間軸が交差し、数々の伏線が織りなす緻密なストーリー。

1997年

ロディエ家の夫婦と子供たちが、バルモリン村の山小屋に移り住んできた。

子のジュリアンは13歳で、村の子供アリスと恋仲になるが、セバスチャンから酷いいじめを受ける。

ロディエ家の主であるジャンルイは、平凡な生活によりスランプに陥いっている作家。バーで働くムリエルと不倫関係となるが、それが村民や家族との関係に軋轢を生み・・・。

2017年

マニュは恋人のアデルを連れ、マニュの幼馴染であるロランの結婚を祝うために、人里離れたバルモリン村のシャレー(山小屋風の民宿)にやってくる。

ロランの知人やこの村で育った友人たちも恋人や家族を連れて駅に到着し再会を喜ぶ。一行が民宿へ移動する道中、狭い橋を車で渡りきると、山中から巨大な岩が落下し、橋が崩壊する。

外部への道が閉ざされ、電話も不通となり、民宿で孤立する仲間と村民たち。次々と不可解な事故が彼らを襲い、ついに死亡者が発生して・・・。

その後

セバスチャンが精神科医から尋問されている。ただならぬことがが起きたようで・・・。

トレーラー

キャスト

シャレーに宿泊する13人

アデル

マニュの婚約者。マニュの子を妊娠して10週目になる。

幻覚や悪夢をみたり、いろんなことを気にして、精神的にやや不安定な印象。

マニュ

アデルの婚約者。エンジニア。

街の出身だが、母親に連れられて幼いころから休暇を村で過ごしていた。

村出身のアリスとは幼馴染で仲が良く、13歳の時に村に引っ越してきたジュリアンとも仲が良かった。

アリス

村出身。恋人はファビオ。

13歳の時、村に引っ越してきたジュリアンと恋仲となる。

村のことを嫌っており、父の死後、村には帰らないと誓っていた。

セバスチャンを嫌っている。

ファビオ

アリスの恋人。

仕事はシェフであり、ハーブに目がない。

セバスチャン

村出身。エチエンヌの息子。

恋人はモード。ロランの幼馴染。

幼いころから意地汚い子供で、大人になっても常識から外れた行動をする。

アリスのことが好きで、未練がある。

モード

セバスチャンの恋人。売れない女優。

車の展示場で足や胸の谷間を見せて生計を立てている。そこでセバスチャンと出会った。

チエリ

村出身。フィリップの息子。ロランの兄弟。エリカの夫。

エリカとの関係がうまくいっていない。

エリカ

チエリの妻。チエリとの関係がうまくいっていない。

ロラン

村出身。フィリップの息子。チエリの兄弟。ティフェンヌの婚約者。

結婚式を挙げるために村に戻ってきた。

ティフェンヌ

ロランの婚約者。

村に到着してから両親と連絡が取れず、式で着るドレスが届かないことを気にしている。

感情的というか、悲観的。

オリビエ

ロランの仕事仲間。マチルドの恋人。

フィリップの計画する村の復興に興味があり、投資を計画している様子。

いつも冷静である。

マチルド

オリビエの恋人。レオの母親。

目を離すたびにいなくなるレオをいつも探している。

レオノーレ

マチルドの子。愛称はレオ。いつもいなくなる。

村民

フィリップ

村出身。ロランとチエリの父親。ムリエルの兄。

村の地主であり、現在は別荘の経営を手掛け、村の復興を計画しているリーダー的存在であるが、金の亡者との噂もある。

フローレンスは亡妻。クリスチーヌが愛人。フランソワーズとも若いころ関係を持ったことがある。

ムリエル

村出身。フィリップの妹。

フィリップが経営するバーで働いていたころ、ジャンルイと出会う。

エチエンヌから好かれている。現在は、ガスパールと仲が良いようだが、体の関係はないとのこと。

エチエンヌ

村出身。セバスチャンの父親。

20年前、ムリエルに惚れていたが、恋敵のジャンルイと対立する。

クリスチーヌ

村出身。エチエンヌの妹。

バーの従業員であり、フィリップの愛人。

ガスパール

エチエンヌらの仲間。1997年当時はミルの木工場で働いていた。

現在はムリエルと仲が良いようだが、谷底で身動きが取れなくなっている。

ポール

1997年当時は郵便配達員であったが、現在は引退している。

酒を飲んで家に帰るが、入り口前で車に引きずりまわされる。何かを見てしまった?

アレクサンドル

村出身。フランソワーズのいとこ。数学界最高の栄誉であるフィールズ賞を受賞。

村の男たちを信用しておらず、世捨て人のような生活をしている。

1997年当時の村民

ジャンルイ・ロディエ

妻はフランソワーズ。ジュリアンとアメリの父親。

一週間で3文字しか書けないほどスランプに陥る作家。

平凡な生活から逃れるように、家族がいながらムリエルに接近する。

フランソワーズ

村出身。ジャンルイの妻。ジュリアンとアメリの母親。

村で住むことになった別荘は、フィリップから紹介してもらった。若いころにフィリップと関係を持ったことがある。

ジュリアン

ジャンルイとフランソワーズの息子。アメリの兄。

村に引っ越してきて、アリスと恋仲となるが、セバスチャンにいじめられる。

家族の問題を目の当たりにしてしまう。

アメリ

ジャンルイとフランソワーズの娘。ジュリアンのの妹。

白い熊?の人形をいつも手にしている。

ミル

村出身。アリスの父親。家具職人。尻軽の妻に捨てられたということである。

木工所でガスパールを雇っている。

フローレンス

フィリップの妻。フィリップが経営するスポーツ用品店の店番をしている。

村の怪しい動きを敏感に感じていた。

その後

精神科医

真っ白い部屋でセバスチャンを尋問する。

2017年に村で起きた出来事の直後と思われる。

レビュー

2017年にフランスのテレビ局が制作したミニシリーズのようです。本国ではテレビ放送され、2018年3月以降にNetflixで配信開始しました。

キャストは全員フランス人で、フランスのテレビ界で活躍している俳優たちのようなので、日本で知られている俳優は出ていません。

音声はフランス語のみなので、吹替はありません。

こうやって書くと、観る人を選ぶような印象を与えてしまいますが、そういう作品ではありません。数々の伏線が張られた、緻密なストーリーを楽しめると思います。

第1話だけを見ると、幽霊や超常現象物のような作品ではないかと勘繰ってしまいそうなのですが、違います。私利私欲、愚かな動機、人格を歪める成育環境などを絡めて、土着的な村の人間の姿を描いた作品です。

この作品は2回観てください。全く異なる感覚で楽しめます。

1回目は、場面が現在と過去で突然切り替わったり、登場人物も多いので、入り込みにくいのは事実ですが、身を任せていれば、途中からそういうことは気にならなくなり、最後まで楽しめます。

2回目は、結末を知っているが故の見方ができます。まったく気にしていなかった行動やセリフが、実は結末に向けての演出であったことに気付きます。

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