レクイエム:マチルダ・グレイの秘密

Netflixで配信中のテレビシリーズ「レクイエム:マチルダ・グレイの秘密」をネタバレなしで紹介しています。

ストーリーライン

1994年、ウェールズの田舎町ペンニリスからケイリスという4歳の少女が姿を消した。

23年後、ロンドンで活躍するチェロ演奏者のマチルダ・グレイは、コンサートの公演前に母親のジャニス・グレイが首をナイフで掻き切って自殺する現場を目撃する。

自宅のジャニスの部屋には、23年前のケイリス失踪事件に関する新聞記事、謎の屋敷や隠し撮りした女性の写真が残されていた。不審に思ったマチルダは、母親が自殺した原因を突き止めるため、ピアノ演奏者のハルとともにウェールズへ向かう。

マチルダは以前から、暗い地下道の扉の奥に閉じ込められた少女の夢を見ていた。ペンニリスの屋敷で彼女は、自分が行方不明となったケイリスなのではないかと直感する。

マチルダは自己のアイデンティティを解明するため、様々な思惑を持った町人たちと接触し、この町に隠された秘密を追って奔走する。

トレーラー

キャスト

マチルダ・グレイ

通称ティリー。ロンドンで活躍する人気のチェロ演奏者。

母親のジャニスと母子家庭で育った。

髪型が特徴的。直感を信じて行動する。

ハル

ピアノ演奏者。マチルダの協力者。

マチルダのことを愛しているようだが、信頼できる友人の間柄に止まっている。

ニック

ユアンの遠い親戚。

最も近い男系の親族ということで屋敷や土地を相続したが、換金したいと思っている。

ユアンの葬式に出席するため、オーストラリアからやってきた。

マチルダたちを屋敷に泊める。

ローズ・モーガン

ケイリスの母親。アーロンの妻、デイヴィッドの母親。

旧姓ハウエル。

マチルダにケイリスについて度々尋ねられる。

アーロン・モーガン

ローズの夫。デイヴィッドの父親。

ケイリスの話題が出ることが気に入らない。

暴力的になることがある。

デイヴィッド・モーガン

通称デイヴィー。アーロンとローズの子。

ラグビーチームに所属。

ショーン・ハウエル

ケイリスの父親。ローズの元夫。

森の中で浮浪者のような生活を送っている。

ケイリス・ハウエル

ショーンとローズの子。

4歳で行方不明となった少女。マチルダの夢の中に出てくる。

ジャニス・グレイ

マチルダの母親。首を切って自殺する。

マチルダを大切に育ててきて、過保護なところがある。

トゥルーディ

ホテル内のパブの店員。

家族ぐるみでハウエル家と仲良しだった。

ハルと親しくなる。

エド

ユアンの屋敷の管理人。

トゥルーディの恋人であるが、上手くいってない様子。

ユアンが飛び降り自殺する現場を目撃した。

グレイブス

警察署の巡査。

誰かに肩入れすることなく仕事に徹している。

スティーブン

元警察官。引退後も町の警察に影響力を持っている。

子供が病弱。

シルヴィア

古物商。

ユアンの屋敷に価値を見出している。

ロイド

ユアンの弁護士。サットローの夫。

サットロー

精神科医。ロイドの妻。

ユアン

屋敷の持ち主。

屋敷の屋上から飛び降り自殺する。

メレディス

ユアンの妹。

屋敷近くの狩猟小屋に住んでいる。

車いすに乗り、言葉を発せず、コミュニケーションに手話を必要とする。

ローラ

気が狂っているとみなされている。

「ベッシー」の声が聞こえる。

「私はここにいる」

レビュー

イギリスで制作されたNetflixオリジナル作品です。2018年3月に公開されました。

序盤は、音で驚かす、軽めのホラーテイストなミステリー作品の印象でしたが、謎が明らかになるにつれて、背筋がゾッとするような、目に見えない不可思議な事象に対する怖さに襲われます。

この作品は、「オーメン」や「ローズマリーの赤ちゃん」のような、絶叫系というより精神的に震え上がらせてくれるホラー映画(天使・悪魔系)が好きな人にお勧めします。

最終回は印象的な怖い場面がいくつかあります。特に最終盤でマチルダの身に起こる現象について、制作者はこの場面を描くためだけに、それまでのストーリーを作り上げたような気さえします。それくらい不気味で、美しい。

病院の洗面所のシーンについて、「ツイン・ピークス」をオマージュしているように感じたのは私だけでしょうか。

その後が気になる謎がいくつか残されているため、シリーズ化されてもおかしくないですが、そこは描かずに不可解な面を残しての完結が、この作品らしい終わり方ではないかと思います。

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